2025.03.25
補聴器と集音器の違い
最近、ネットやTVなどで集音器の宣伝を見かけることが多いかと思います。これを読んでいただいている方の中には、補聴器と集音器の違いが分からない、あるいはそもそも、そんな区別があるのも知らなかったという方も多いかと思います。
まず、集音器と補聴器の違いとしては薬機法の認可をとっているものが補聴器になり、そうでないものが集音器ということになります。補聴器は管理医療機器になり、その方の聴力に合わせた調整が必要となります。
また性能的にも大きな違いがあり、最近の集音器の中には雑音を抑制する機能が付いたものもありますが、基本的には集音した音をそのまま大きくするのみで、雑音を抑えたりピーピーというハウリングを抑える機能はついていないものが多いのが現状です。
最近の補聴器の性能の進化はめざましく、非常に高性能になり、かなり自然の音に近くなってきております。また、スマートフォンとの連携により、ご自分でもスマホを使って音量の調整をしたり、紛失した場合に補聴器を探すことなどもできるようになっております。
「そうは言っても補聴器は高いからね」という方がおりますが、確かにかなり高額なものもありますが、お安いものもたくさんございます。
補聴器は、認定補聴器技能者がその方の聴力に合わせて調整を行い、補聴器を付けたときにどの位の効果が出ているのかを確認する効果測定を行います。この効果測定が重要で、本当に聴こえているのかどうかを客観的に確認致します。補聴器は高いと思われがちですが、こういった調整や測定、装用のご指導、取り扱いのご説明などといったものが補聴器の値段に含まれると思っていただくと、ご納得いただけるかもしれません。